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奈良のニュース
橿原市 9月補正予算案発表 JR畝傍駅活用の耐震診断費用など
2024.08.30 18:34

 橿原市はJR畝傍駅の活用に向けた耐震診断の費用などを盛り込んだ、9月補正予算案を発表しました。


 9月補正予算案の一般会計は8億6000万円余りで、補正後の今年度予算の総額は507億3000万円余りにのぼります。この中で2025年度までの債務負担行為として、JR畝傍駅やその周辺の活用に向けて約4200万円を計上しました。JR畝傍駅は1940年に建てられた木造の駅舎で、昭和天皇ら皇族が利用した「貴賓室」が併設されていることで知られています。


 市では駅舎などの活用を目指して、現在、民間事業者からの提案を募集していて、計上された約4200万円は駅舎の耐震診断や駅前広場整備の基本計画策定などにあてられるということです。

橿原市 亀田市長

「いよいよ畝傍駅舎の活用についての具体的な内容に入っていくという、それに向けての予算措置をさせていただいた」


 補正予算案は9月3日開会の9月定例市議会に提出されます。