防災機能備えた道の駅「クロスウェイなかまち」11月30日に開駅へ
2024.09.03 18:53
- 開業が延期されていた奈良市の道の駅「クロスウェイなかまち」が11月30日にオープンすることが決まりました。
- 「クロスウェイなかまち」は第二阪奈道路と県道・枚方(ひらかた)大和郡山線が交わる位置に建設が進められている県内17カ所目の道の駅です。防災機能を備えた県内初の「防災道の駅」で、約1万平方メートルの駐車場は災害時に自衛隊の活動拠点となるほか、非常用発電や防災倉庫、災害用のマンホールトイレなどが設置されています。
- 「クロスウェイなかまち」は当初、今年3月の開業を予定していましたが入札の不調で時期を延期していました。今後、入居する飲食店などの開業準備を経て、11月30日にオープンする予定です。
- 山下知事
- 「開業時期は遅れましたけれども、ようやくオープン出来ることを大変嬉しく思っております。奈良県の北西部にはここしか道の駅がありませんので、住民の皆さんにとっては新鮮な農産物が買える。喜んでいただけるのではないかと思っていますし、防災にも寄与するんじゃないかと思っています。」
- このほか山下知事は、土砂災害特別警戒区域内にある避難所について、移転に向けた支援を進めていることを明らかにしました。県によりますと対象となるのは約80の避難所で、市町村が希望すれば移転に関する費用を県が9割負担するということです。