半年間の罪や穢れを祓う 大祓式「夏越の祓」
2023.06.30 17:35
- 県内の神社では、この半年間の罪や穢れを祓う大祓式、「夏越の祓」が行われました。
- 大祓式は、半年間で知らず知らずのうちに身についた、罪や穢れを祓い清めるものです。奈良市にある春日大社では、本来、二之鳥居の横にある祓戸神社で行われますが、30日はあいにくの天気だったため着到殿で営まれ、およそ100人が参列しました。一般の参列は4年ぶりでまず、神職が大祓詞を奏上したのち、参列者らは紙や麻が使用された「切麻」を身体にまき心身を清めました。その後、全国から集まった、自らの罪や穢れを託した3万枚の人形が清められ、本殿北側にある水谷川に流されました。
- また、参道には、茅の輪が設けられ、参拝者は、茅の輪をくぐりながら無病息災を願いました。