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奈良のニュース
橿原4歳女児暴行死事件 被告「暴行は加えていない」と改めて主張
2025.03.06 18:50

 交際相手の娘である当時4歳の女の子に、暴行を加え死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた男の裁判員裁判で6日被告人質問が行われ、男は「暴行は加えていない」と改めて主張しました。


 起訴状などによりますと、傷害致死などの罪に問われている大阪府門真市の建設作業員・山下翔也被告(28歳)は2023年6月、橿原市に住む交際相手の娘で当時4歳の田川星華ちゃんに、腹部を圧迫するなどの暴行を加え、死亡させたとされています。山下被告は、2月27日の初公判で、起訴内容を否認しています。

 6日の裁判は、山下被告への質問が行われ、交際相手で星華ちゃんの母親は、星華ちゃんがごはんをこぼしたときや、言うことを聞かないときに顔や頭を叩いていたと主張しました。そして、星華ちゃんが亡くなる3日前の6月16日にスマートフォンで「4歳児 内臓破裂」と検索していたことについては、星華ちゃんのお腹が膨らんでいることを不思議に思い、調べていくなかで検索したと話しました。

 その後、検察側から解剖した医師の証言などを踏まえ、「星華ちゃんに暴行を加えたのではないか」と問われると、山下被告は「加えていないです」と否定しました。

 次回の裁判は3月10日に開かれ、論告求刑などが行われる予定です。