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奈良のニュース
2つの万博つなぐピアノ 高校生が授業で体験
2024.10.04 18:34

 1970年の大阪万博で展示された「万博ピアノ」を使った授業が県立宇陀高校の榛原学舎で9月25日行われました。


 県立宇陀高校榛原学舎の図書館エントランスに設置されているエメラルドグリーンのピアノ。こちらは1970年の大阪万博の際に河合楽器製作所が特別に作った3台の「万博ピアノ」のうちの1つで、当時の万博イメージカラーに塗装されており、鍵盤には象牙が使わてれいます。大阪万博の後、市内の企業が買い取り高校に寄贈されました。


 この日は実際に万博ピアノの魅力に触れてもらおうと「万博ピアノ」を使った音楽の授業が行われました。授業には24人が参加しピアノの伴奏に合わせて1970年大阪万博のテーマソング「世界の国からこんにちは」を歌いました。


 そして2年生の都秋和斗さんが見事な演奏を披露しました。

 

宇陀高校 米田珠代教諭

「生徒もすごく前向きにこのピアノについていろいろ調べてくれて良い授業ができたかなと思います(次の万博では)いろいろな方にこのピアノの良さ・音色を聞いていただいて本校のピアノが(大阪・関西)万博との架け橋になるような役割を果たしてくれたら嬉しい」


 県では来年開催予定の大阪・関西万博でストリートピアノとして万博ピアノを設置する計画を進めており、ピアノの音色が55年の時を超えて2つの万博をつなぎます。