半年の罪やけがれを祓う 大神神社の「茅の輪くぐり」始まる
2023.06.21 18:33
- 桜井市の大神神社では「夏越の大祓」を前に、罪やけがれを祓い無病息災を願う「茅の輪くぐり」が始まりました。
- 大神神社の「茅の輪くぐり」は年の前半についた罪やけがれを祓い、後半も元気で過ごせるように願うものです。神社に登場する茅の輪は通常一つですが、大神神社ではイネ科の「チガヤ」を束ねた2メートル余りの大きな輪を3つ並べています。輪の上には神様が宿る木とされる杉、松、榊がそれぞれ掲げられています。夏至の21日、参拝者は中央の輪から入り、8の字を描くようにして茅の輪をくぐり抜け、無病息災を願っていました。
- 参拝者は―
- 「3つの輪があったのがびっくりしました。心清らかになった思いです。」
- 「(今年の)後半は元気に できるだけ前向きに少しずつ出来たら良いなと思っています。」
- 6月30日には体についた罪やけがれを落とす儀式「夏越の大祓」が行われる予定で、茅の輪は7月9日まで設置されているということです。