県立図書情報館 「関東大震災１００年」展
2023.08.31 17:31
- ９月１日で関東大震災の発生から１００年を迎えます。県立図書情報館では、関東大震災の資料などを集めた展示がいま、開かれています。
- この展示は、関東大震災から１００年の節目に震災について知り、学び、防災について考える機会となるようにと行われています。震災後の９月下旬から１０月中旬に作られた地図です。地震による火災が襲ってきた時刻と方向が示され火が集中した被服廠跡（ひふくしょうあと）では、避難していた３万８０００人が亡くなりました。奈良県では、被災地救援のために派遣団を送りました。派遣された県の理事官が県知事に送った手紙では、「聞きしに勝る大惨状」と伝えています。また、震災の翌日には、義援金を求めるチラシを５万枚印刷して県内に配り約４４万円の寄付金と食料などが集まりました。そのほか、展示会場には、関東大震災に関連する書籍約１２０冊も集められ一部、貸出しも行っています。
- この展示は、９月２８日まで開かれています。
