11日(土)

北部
南部

12日(日)

北部
南部
  • ただいま放送中
  • 01:00
  • TVショッピング
  • 次の番組
  • 01:30
  • テレビショッピング
奈良のニュース
運動「好き」全国平均下回る 小中学生の体力 低下傾向続く
2025.01.10 18:42

 全国の小中学生を対象に体力や運動能力などを調べる国の調査で、県内でもコロナ禍以降、体力低下が続いていることがわかりました。


 スポーツ庁は毎年、全国の小学5年生と中学2年生を対象に上体起こしや反復横とびなど8項目の体力テストを行っており、今年度は、県内の公立小中学校285校、約1万8000人が参加しました。


それによりますと「体力合計点」は、男子は小中学生ともに全国平均を上回った一方、女子は全国を下回ったことがわかりました。県内の児童・生徒はコロナ禍をきっかけに体力の大幅な低下がみられ、小学生男女と中学生女子は以降も回復していません。


今回の調査でも、小学生では握力が、中学生では持久走がそれぞれ過去最低となっています。また運動習慣の調査では、小中学生ともに運動やスポーツが「好き」と答えた割合は全国平均を下回っています。


県教育委員会では「体力を生涯にわたって一定のレベルに維持するために運動習慣は低学年で身につけることが重要。まずは楽しい授業づくりを進めたい」としています。