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奈良のニュース
橿原市分庁舎 利便性向上へ 床に光の案内投影
2024.06.07 18:36

 橿原市役所の分庁舎で、床の上に光る文字などを映し出して利用者を案内する試験的な取り組みが行われています。


 橿原市役所の分庁舎が入る複合施設「ミグランス」。3階のフロアでは、エレベーターを降りてすぐの床に白い光の案内表示が映し出されています。足元の装置が放つ光は、文字やイラストなどを自由に組み合わせてデザインでき、動く矢印が目を引きます。市では、壁にフロアマップを掲げたり、床に窓口の方向を示すテープを貼り付けたりして案内していましたが、動く光の表示は直感的で分かりやすく、施設を利用する人のスムーズな移動を支援します。


 この取り組みは、橿原市とデジタルの利活用に関する連携協定を結ぶ大阪市の会社・西菱電機から装置を借り、期間限定で行われています。

利用者は―

「ないよりかはあった方がいいですね。」

「見る人は見るので、あった方がいいと思います。」

 税金などに関する窓口がある3階のフロアではこの時期、相談や手続きに訪れる人が増えるといいます。

橿原市 企画戦略部 山本久敬さん

「(行先を)迷う方がおられて職員が案内することもあったので、この案内を設置することによって迷う方がより少なくなることや、自分が行きたい所にスムーズに行ける形になればいいのかなと考えています。」


 市では、8月下旬ごろまで試験的な導入を行い、効果を検証するということです。