土砂災害に警戒を 天理市の一部に高齢者等避難
2024.07.01 19:31
- 奈良県では2日明け方にかけて局地的に激しい雨が降る見込みで土砂災害に警戒が必要です。この雨で天理市の一部に警戒レベル3の高齢者等避難の情報が出されています。

- 気象台によりますと県内では29日午後8時の降り始めから1日午後4時までの総雨量は十津川村風屋で110ミリ、五條市三在町で69ミリなどを観測しています。県内では2日夕方までの24時間で、北部南部ともにいずれも多いところで120ミリの雨が予想されています。

- 県内では、これまでの雨で地盤の緩んでいる所があり、気象台では土砂災害などの危険度がさらに高まるおそれがあるとして警戒を呼び掛けています。この雨で天理市は杣之内町、藤井町など市内の一部5510世帯1万1372人に警戒レベル3の高齢者等避難の情報を出しています。

- なおJR西日本は大雨が見込まれることから和歌山線の王寺・橋本駅間で2日の始発から遅れや運転を見合わせる可能性があるとしています。