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奈良のニュース
新型コロナ報告数 4週連続で増加 1医療機関あたりの平均5.58人
2023.06.30 18:46
 奈良県の新型コロナウイルスの感染報告数は6月19日からの1週間で1医療機関あたりの平均が5.58人となり、増加傾向が続いています。


 県によりますと6月19日から25日までに県の指定医療機関55カ所から報告された感染者数は、あわせて307人でした。1医療機関あたりの平均で5.58人となり、4週連続で増加しています。保健所別では旧葛城保健所管内が6.60人で最も多く、郡山保健所管内が6.36人で続きます。近隣の府県でも新型コロナの報告数は増加傾向にあり、県ではエアコンを使いながら、基本的な感染対策であるこまめな換気や手洗いなどを心掛けてほしいとしています。また、県内では、「ヘルパンギーナ」の報告数も多く、旧葛城保健所管内では3週連続で警報開始の基準値を上回っています。県ではしっかりと手洗いをすること、咳やくしゃみが出る場合はマスクをするよう呼び掛けています。