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奈良のニュース
橿原考古学研究所 附属博物館 特別陳列 ミステリー小説の中に考古学が登場する件
2024.12.20 18:36

 橿原考古学研究所附属博物館では、ミステリー小説をテーマにした特別展が開かれています。


 古墳から発掘された勾玉などの埋葬物。これらは、しばしばミステリー小説で謎を解く重要なアイテムとして登場します。特別展では、松本清張やアガサ・クリスティーの作品をはじめ、奈良を舞台にしたミステリー小説、冒険や宝探しを題材にしたマンガや映画の作品などがテーマごとに紹介されています。


 丸い穴が開いた壺形の土器と、それをめぐって登場人物が交わしたセリフをパネルで紹介するなど、物語と考古学の結びつきを、出土品や模型、写真を交えて解説しています。


 歴史資料を実際に見ることで物語のイマジネーションがさらに広がり、考古学への興味の扉を開く特別展は、2025年1月19日まで開かれています。