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奈良のニュース
台風10号 県内の行楽地などに大きな影響
2024.08.31 18:33
 夏休み最後の週末に奈良県に接近した台風10号。行楽地などに大きな影響が出ています。


 奈良県内では 台風接近前から雨が降り続いていて、今月26日の降り始めからの降水量は下北山村の佐田で490ミリを観測したほか、県南部の各地で300ミリを超えました。この雨で各地の道路が通行止めとなるなど、交通に影響がでたほか、夏休み最後の週末となった行楽地にもダメージを与えました。


 川上村では週末には多くの人でにぎわう道の駅にも人影はまばら…。また村内のホテルでもキャンセルが相次いだということです。

 そして影響は県南部だけでなく奈良市にも…。奈良公園をはじめ、市内は閑散とした状態となり観光に大きな影響が出ました。


奈良市内の商店では―

「きょうはもう全然だめですね。人通りはいつもの10分の1くらいだと思います。(仕込みは)少なめに準備したんですが、多分余ってしまうと思いますね。商売人泣かせな台風ですね」

 なお、台風は今後も紀伊半島を北上する見込みで、影響が長引く恐れがあります。


本田まりあ記者

「現在の奈良市内は晴れ間が見えています。私はきょう奈良市内で台風の影響を取材しました。市内のホテルに話を聞いたところ、「今回の台風は動きが遅く、接近の予報もどんどん遅れていったことから、8月25日から30日までの5日間にわたってキャンセルが相次ぎ、その数は90室にのぼる」と話していました。また、このホテルではランチやディナーのキャンセルも120件発生したということです。このほか別のホテルでもキャンセルが相次ぎ、「夏休み最後の1週間だったのに大きな損失になった」と話していました。夕方になり駅へと向かう人の姿が見られます。以上、JR奈良駅前からお伝えしました」