紀伊半島大水害からまもなく13年 十津川村で水害慰霊祭
2024.08.20 19:01
- 2011年の紀伊半島大水害などの水害で犠牲になった人たちを追悼する水害慰霊祭が20日、十津川村で行われました。
- 慰霊祭は1889年の明治の大水害から死者・行方不明者あわせて13人を出した紀伊半島大水害までの十津川での水害の犠牲者を追悼するものです。小山手村長は「復興してきた先人たちを敬い後世にその教訓を伝承し安全安心な村づくりを進めたい」と決意を述べました。
- また明治の大水害で移住により開かれた北海道新十津川町からも町長らが参加。参列した人たちは一人ひとり白い花を手向け犠牲者を悼みました。
- 遺族 森光春さん
- 「(紀伊半島大水害から)13年経ちますが、つい最近のような気がしてなかなか時間というのは流れているようで止まっているという気持ちもありました。最近、異常なほどの気候の変動や、突然このようなこともあるかもわからないことも気に留めながら普段生活していかなければいけないと思います。」
- 慰霊祭は熱中症の危険性などを考慮し今年は役場で開かれました。村では今後も屋内での開催を考えているということです。