夏を代表する昆虫、セミを紹介する特別展、「やばすぎる!セミ展」が橿原市昆虫館で開かれています。
2023.08.18 18:58
- 夏を代表する昆虫、セミを紹介する特別展、「やばすぎる!セミ展」が橿原市昆虫館で開かれています。
- この特別展は、私たちの生活にとってなじみの深いセミについて多くの人に知ってもらおうと開かれているものです。展示では、世界最大で翅を広げると20センチ程にもなるテイオウゼミと世界最小で1センチ余りのウラブナナゼミなどを比べて見られます。奈良県内には、13種のセミが生息しています。朝からやかましく鳴くクマゼミは、気候変動の影響などで増えていてミンミンゼミの鳴く声は、聞くことが少なくなったといいます。また、日本産のセミ全36種の実物標本も展示されています。中には、国指定天然記念物のオガサワラゼミやこの6、7年生息が確認されず絶滅した可能性もあるイシガキニイニイも見られます。そのほか、セミの幼虫に寄生して成長するキノコの仲間冬虫夏草なども展示されています。
- この特別展は、10月9日まで開かれています。