県教育委員会 講師不足の解消へ LINEでの情報発信開始
2023.10.20 18:40
- 県教育委員会は県内の学校の講師不足解消に向けて無料通信アプリ「LINE」を使った情報発信を10月から始めました。
- 県教育委員会はこれまで講師募集などの情報をハローワークや教職員課のホームページなどで発信していましたが、幅広い人に情報を届けることができていなかったといいます。LINEを導入することで教職員を目指す人や、教職員として働き定年退職した人などに気軽に情報を伝えることが狙いだということです。
- 県教育委員会によりますと9月1日現在県内の公立の学校で教員免許を持つ講師が54人不足しておりなかでも小学校は39人にのぼります。実際に小学校では教頭が担任業務を補助するなど本来の管理職業務に支障が出ているといい、即戦力となる教職員の定年退職後の再任用率も30.4%と中学校や高校と比べて低くなっています。県教育委員会ではLINEの導入を通して主に、定年退職した教職員の再任用に力を入れベテランの力で講師不足の課題を解消したい考えです。