被害額 計5400万円超 県内で特殊詐欺も被害相次ぐ
2024.05.30 18:35
- 県内では特殊詐欺被害も相次いでいます。30日、2件であわせておよそ5400万円の被害が明らかになりました。
- 警察によりますと2024年2月、橿原市に住む60代の男性の自宅に、総合通信基盤局の職員を名乗る男から「あなたの名義の携帯電話が詐欺に使われている」と電話がありました。
- その後警察官を名乗る男から「あなたの名前が犯罪者としてあがっていて、金の流れを調べるため検事が口座を凍結したいと言っている」と伝えられたといいます。
- 男性は自身の潔白を証明しようと、男の指示に従って証券や株などを現金化し2024年3月、新しく開設した自分名義の口座に4回にわたって携帯電話で振り込みあわせておよそ3200万円の被害にあったということです。
- 県内ではほかにも同様の手口を使った被害が報告されており、2024年3月までに橿原市に住む70代の女性が、3回にわたってあわせて2100万円あまりをだましとられたということです。