周囲の人に相談を!1月の特殊詐欺 半数が架空請求
2023.02.28 18:43
- 1月に県内で確認された特殊詐欺の件数は23件で、このうち半数近くが架空請求詐欺であることが分かりました。県警は被害にあわないために周囲の人に相談するよう、注意を呼びかけています。
- 県警によりますと令和5年1月の特殊詐欺の認知件数は前の年の同じ時期より13件増加した23件で、被害総額は約2540万円減少した約4900万円でした。手口別でみると、架空請求詐欺が12件と半数近くを占め、次いで被害者の自宅に訪れキャッシュカードをだまし取る「キャッシュカード型」と呼ばれる手口が8件となりました。架空請求詐欺のうち6件は、パソコンの画面上に「ウイルスに感染した」などといった嘘の警告が表示され、その修理を装って金銭をだまし取る手口だということです。また被害者への接触方法としては固定電話が約6割を占めています。県警ではこれらの対策として防犯電話を導入するなどして知らない人からの電話に出ないことや、身に覚えのない請求は慌てず家族や警察などに相談してほしいと呼びかけています。