奈良県 インフルエンザ 約5年ぶりに警報
2023.12.14 18:34
- 感染拡大が続くインフルエンザで、県はおよそ5年ぶりに警報を発令しました。
- 県によりますと12月10日までの1週間で、県内の定点医療機関から寄せられたインフルエンザの感染報告数は、1医療機関あたりの平均で33.65人になりました。
- 警報基準である30人を上回るのは、2019年1月以来だということです。県内では2023年、例年より早い8月下旬にインフルエンザの流行期に入り、以来感染者数は増加傾向が続いていました。
- 感染者のほとんどは感染力が強いA型だということです。
- 県は警報を発令し今後さらなる感染拡大が予想されるとしていて、ワクチン接種の検討やこまめな手洗い・換気・必要な場面でのマスクの着用などを徹底し、少しでも体調が悪い時には外出を控えるよう呼び掛けています。