能登半島地震 県立医大のDMATが帰県
2024.01.07 20:19
- 能登半島地震を受けて現地で活動していた県立医大のDMAT=災害派遣医療チームが任務を終え、奈良県に戻りました。
- 石川県からの要請を受け奈良県では、1月4日からDMATとしてあわせて32人が派遣されました。
- 午後3時ごろ、県立医科大学附属病院の医師や看護師ら5人が病院に戻り職員らに出迎えられました。
- チームは6日までの3日間石川県庁に設置された保健医療福祉調整本部で避難所の衛生面や高齢者、妊婦、けが人の人数や健康状態の把握などを行っていたといいます。
- 隊長をつとめた医師の福島 英賢さんは、はっきりとした情報がなく全容が把握しきれないまま石川県に向かい、珠洲市や輪島市などでは人口の半数を超える多くの人が避難所にいることを知り驚いたと振り返りました。
- 県立医科大学附属病院 医師 福島 英賢さんは
- 「情報がどこからどう入ってくるのか どうまとめていけばいいのか その情報が正しいのか正しくないのかを 理解するのに数時間かかる感じでした」と話しました。