文化財防火デー 法隆寺で法要と放水訓練
2025.01.26 18:42
- 1月26日は「文化財防火デー」です。
- 斑鳩町の法隆寺では、文化財を火災から守る放水訓練などが行われました。
- 世界最古の木造建築群として知られる法隆寺では、1949年1月26日に金堂が火事になり、壁画が焼けました。これを教訓に、国はこの日を文化財防火デーと定めています。
- 26日は、その金堂で二度と火災を起こさないと誓う法要が営まれたあと、火災で焼けた壁画や柱を保管している収蔵庫で、屋根に設置された放水装置を作動させる演習が行われました。
- 法隆寺 古谷正覚 住職「毎年この日を迎えて、心を新たにして、現代のままの姿を次の世代に受け継ぎたいと、そういう気持ちを持っております。」
- 訓練には、県広域消防組合や地元の消防団、寺の自衛消防団などが参加し、境内の池から水をくみ上げ一斉に放水するなどして、防火への思いを新たにしました。