「健康経営」推進へ 県商工会連合会と協会けんぽが協定
2024.08.07 18:29
- 企業が従業員の健康に配慮し、生産性の向上につなげる「健康経営」を進めようと、県商工会連合会と協会けんぽ奈良支部が協定を結びました。
- 奈良市内で行われた締結式には、県商工会連合会の中谷守孝会長と協会けんぽ奈良支部の藪内章良支部長が出席し、企業の健康経営促進に向けた連携について協定書を交わしました。
- 「健康経営」は、企業が従業員の健康管理を経営的な視点で考え、生産性の向上につなげようというものです。協会けんぽに加入する県民のうち半数以上が、県商工会連合会の関連だといい、協会けんぽは「健康経営」の広がりに期待しています。協会けんぽでは、今後会員企業を対象にしたセミナーなどを実施することにしています。
- 協会けんぽ奈良支部 藪内章良 支部長
- 「私たちは、個別企業とそれほど接点を持っていないので、きめ細やかなサポートをお願いしたいと思います」
- 県商工会連合会 中谷守孝会長
- 「(従業員は)働いている間は、健康に留意していただいて(経営者は)働きやすい職場を環境整備していければ、生産性をあげてお互いがウィンウィンの形をつくれるのではないかと思います」