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奈良のニュース
6月定例県議会 一般質問 予算執行中止事業などで論戦
2023.06.27 18:48

 6月定例県議会は27日、一般質問が行われ、山下知事が予算の執行中止を決めた事業などについて3人の議員が質問しました。


 はじめに、自由民主党・無所属の会の浦西敦史議員が、2031年の国民スポーツ大会などに向け橿原市などに新たな施設を整備する必要性について知事の考えを質しました。

浦西議員

「多くの施設は老朽化が進み、機能面や規模からも全国大会はもとより近畿レベルの大会でさえ満足に開催できる状況ではありません。ぜひとも新たなスポーツ施設の整備を再考すべきと考えていますが、いかがでしょうか。」


山下知事

「可能なものは既存施設の改修等により有効利用していくのが望ましいと考えております。今後、施設の新設が必要と判断した場合には、利用者等の動向を踏まえ、施設ごとに詳細な検討を行い、新築を進めてまいりたい。」


浦西議員

「奈良県で生まれた子供たちが、県内でスポーツに熱中し、励み、競い合い、今まで本県になかった新しいスポーツ施設を整備することは必要な投資でないか。」

山下知事

「慌てて施設の新設をするよりも、もっとじっくりと時間をかけて検討すべきではないかと判断をしたのが大きな理由。」

 次に、日本維新の会の小林誠議員は、西和医療センターの移転・再整備について説明を求めました。

小林議員

「地域の住民からも早期の再整備・開業が求められています。候補地の見直しに至った知事の問題意識と老朽化した西和医療センターの建て替えに向けた決意をお伺いします。」


山下知事

「整備費用や整備スケジュールなどを、具体的で詳細な検討や議論はこれまでなされていなかった。比較検討においては第1にアクセス、第2に敷地の形状や広さ、第3に整備スケジュール、第4に費用対効果、そうした観点を踏まえ、最もふさわしい場所を選定してまいりたい。」


 また、日本維新の会の原山大亮議員は、県立橿原公苑などの今後の整備・活用の進め方や、県立医科大学附属病院の駐車場の混雑緩和に向けた県の取り組みなどについて質問しました。


6月定例県議会は7月4日まで開かれます。