南部・東部地域の「市街化調整区域」 8市町村で土地利用規制を緩和へ
2025.03.21 18:46
- 県は21日、都市計画区域に指定されている南部・東部地域の市町村で、土地利用規制を緩和する方針を示しました。

- 県の南部・東部地域では8つの市町村が一定のルールに基づいて建物の建築などを規制する「市街化調整区域」に指定されています。しかし、南部・東部地域は山間部が多く、人口減少が進んでおり、一律の基準では必要とされている施設の立地が難しいなどの声があるといいます。

- そこで県は、2025年度から工場やレジャー施設、住宅などに関わる土地利用規制を緩和するほか、市町村がまちづくりの方針を策定し、地域振興に役立つとする施設については許可の対象にするなどの方針を示しました。県では、工場や店舗、住宅の建設をより容易にすることで、人口減少を食い止めることができればとしています。
