大和郡山市で17人 「自立支援医療」支給認定で判定誤り
2025.03.19 17:28
- 県は19日、精神疾患者の医療費の自己負担額を軽減する「自立支援医療」の支給認定について、判定の誤りがあったと発表しました。

- 「自立支援医療」は精神疾患者の所得に応じて上限額を設定し、医療費の負担を軽減する制度です。県は19日、大和郡山市で2023年7月1日以降に受給者証の交付を申請した人のうち、17人の所得区分の判定に誤りがあったと発表しました。このうちことし2月までに2人にあわせて約3万2900円を過剰に支給していたといい、今後返還を求めるとしています。
- 市によりますと、市の委託業者が「障害福祉システム」に市民税所得割額のデータを取り込む際に誤りがあり、また、所得区分を判定する際にも寄付金控除などの必要な額を足し合わせず判定したことが原因だとしています。
- 県と市は「再発防止に努める」とし、対象者には正しい受給者証に差し替えているということです。