特別展「いぬねこ彩彩」大和文華館
2023.10.16 18:33
- 様々なイヌとネコの姿を描いた東アジアの名作の展覧会が、奈良市の大和文華館で開かれています。
- 人間にとって親しみ深い動物であるイヌとネコ。東アジアでは古くから絵画のモチーフとしても人気を集めました。中国・南宋の時代に宮廷画家として活躍した毛益の作と伝えられるこちらの一対の絵画。ネコと蝶々が迫真的な表現で描かれている一方でイヌの毛並みなどは自然に表現されていて国の重要文化財に指定されています。この作品は、江戸時代には日本にも伝わり珍重されてきたことが現存する狩野派の資料から伺えます。
- 12世紀から20世紀まで東アジアで描かれた、多彩なイヌとネコの絵画63件が勢ぞろいしたこの展覧会は、大和文華館で11月12日まで開かれています。