農作業の安全と豊作祈る 大神神社 播種祭
2023.05.12 18:23
- 神前に供える米のもみ種をまき、農作業の安全と秋の豊作を祈る「播種祭」が、桜井市の大神神社で行われました。
- 大神神社では、神饌田と呼ばれる田んぼで神前に供える米を作っています。「播種祭」は米作りを始める際に行われるもので、神職が祝詞をあげ、農作業の安全と秋の豊作を祈りました。
- 田んぼがおはらいで清められたあと、県内を中心に農家などでつくる「豊年講」のメンバーが鍬を入れる所作を3度、もみ種を3度まきました。そして、神職がご神体の三輪山から流れる水を田んぼに引き入れる水口に水の枯れることがないよう祈りを込めた齊串を立てました。もみ種から育った苗は6月の「御田植祭」で植えられ、10月の「抜穂祭」で収穫されます。
- 豊年講講元 吉岡秀義さん
- 「多く収穫できて神様にお供えできること病気(が無く)天候が順調であることを願って奉仕しました。」