華やかな行列が練り歩く 春日若宮おん祭「お渡り式」
2024.12.17 18:13
- 奈良の1年を締めくくる「春日若宮おん祭」のお渡り式が17日行われ、華やかな行列が練り歩きました。
- 春日大社の摂社・若宮神社の祭りとして行われる「春日若宮おん祭」は国の安泰や五穀豊穣などを祈って平安時代に始まったされ、ことしで889回を数えます。17日は、「お渡り式」が行われ、行列の中心となる「日使」のほか華やかな衣装に身を包んだ芸能集団など約1000人が、若宮の神が待つ「お旅所」を目指して練り歩きました。
- 訪れた人は―
- 「すごく久しぶりに来ました、子どもの時以来かな。(子どもに)一回見せてみたいなと思って」「すごく迫力があって、これからも伝えていってほしいなと思いました」
- そして春日大社の「影向の松」の前で行われる「松之下式」では猿楽や田楽などの芸能が奉納されました。この後、若宮の神に様々な芸能を奉納する「御旅所祭」が行われ午後10時半過ぎまで続きます。