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奈良のニュース
深刻な講師不足に対応　生駒市独自の取り組み　講師など２５人就労
2023.10.17 18:27

　教員不足が全国的な課題となるなか、生駒市は小中学校講師などの就労を支援する市独自の取り組みを行い、１７日その成果を発表しました。


　この取り組みは、生駒市が２０２３年２月から市独自で行っているものです。

学校現場で教員に欠員が生じた場合、県教育委員会に講師登録された人材を任用することになっていますが、講師登録者の減少などでなり手不足が深刻で、欠員を補えない状況になっているといいます。

市ではこれに対応するため、小中学校の教員免許を持っている人や教員に興味のある人を対象にした個別就労相談会を、２０２３年２月から８月にかけて初めて行いました。


相談会で講師登録を行った９５人にヒアリングなどを行った結果、１０月１０日までに講師や特別支援教育支援員などあわせて２５人の就労に繋がったということです。

２５人の内訳は男性２人、女性２３人で会計年度任用職員として勤務することになっています。


生駒市　小紫市長は

「少し違う経験をされた方が教員になることによって、多様な価値観を教えていただくことができる。そこは大いに期待をしています。」と話しています。


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