県庁 地震臨時情報への対応について県が会議
2024.08.09 18:40
- 8日、南海トラフ地震臨時情報の巨大地震注意が発表されたことを受けて9日、県はその対応について会議を開きました。
- 県では巨大地震注意の発表を受けて14日までをめどに情報の収集や関西広域連合との情報共有を強化する警戒配備の体制をとっています。山下知事は会議で県職員に対し東日本大震災が発生した時も2日前に地震が起きている。これから1週間、大規模地震発生の可能性が平常時よりも高まっていることから、危機感や警戒意識を高く持って災害対応についての確認を行い、万全の体制を整えて欲しいと呼びかけました。
- 南海トラフ地震では震源域が陸側で被害が最大の場合、県内では27の市町村で最大震度が6強と想定されています。県民に対して山下知事は…
- 山下知事
- 「奈良県には海がありませんので津波のおそれはありませんが土砂災害は雨でなくても地震により発生するおそれがあります。事前に自宅や通勤通学の経路、土砂災害のリスク箇所について市町村のハザードマップや県のホームページで確認いただきたい」
- なお県はイベントについて中止せず予定どおり実施するとしています。