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奈良のニュース
2022年の県内延べ宿泊者数 国内からの宿泊者 コロナ前に戻る
2024.06.20 18:51

 県は2022年1年間の県内の宿泊施設の利用状況を調査しました。外国人宿泊客を除くと、新型コロナ拡大前の2019年の水準に戻ったことがわかりました。


 これは県が、県内にある約500カ所の宿泊施設に調査し、約7割あった回答をもとに推計したものです。それによりますと、2022年1月からの1年間に県内に宿泊した人の数は、延べおよそ232万6000人で、前の年に比べ50.3%増加しました。

 3年ぶりに、行動制限のないゴールデンウイークや夏休みとなったことに加え、4月から県民向けに始まった観光支援策「いまなら。キャンペーン」が7月から全国の旅行者向けに拡大されたことも後押ししたと見られます。


 このため、国内からの宿泊者をみると延べおよそ229万5700人で新型コロナ拡大前の2019年とほぼ同じでした。

 ただ、海外からの宿泊者は、10月まで入国人数の制限が行われていたこともありおよそ3万人と、コロナ前の5.8%にとどまっています。

 県では、2024年度立ち上げた観光戦略本部を軸に県内の宿泊業をいっそう盛り上げていきたいとしています。