男らの初公判 ともに懲役１年を求刑 大和高田市議選 公選法違反の罪
2023.07.18 18:00
- ４月に行われた大和高田市議選で、特定の候補者を当選させる目的で有権者に現金を渡したとして公職選挙法違反の罪に問われている２人の男の初公判が、１８日、奈良地裁で開かれました。男らは起訴内容を認めました。
- 公職選挙法違反の罪に問われているのは、いずれも大和高田市に住む造園業の木南修二被告（５５）と会社員・原田博視被告（６８）の２人です。
- 起訴状などによりますと、２人は共謀の上、選挙運動員でもある有権者６人に対し、投票などの報酬として現金合わせて６万円。また、別の有権者１３人に投票の報酬を渡す資金として現金合わせて２３万円を渡したということです。１８日開かれた初公判で木南被告は「事実です」と起訴内容を認め、原田被告も「間違いありません」と起訴内容を認めました。
- 検察側は、選挙の公正を直接的に害する行為であり、極めて悪質であるとして２人に懲役１年を求刑しました。なお判決は、９月１２日に言い渡されます。
