空調設備のない県立高校の体育館 設計着手を約4年前倒し 早期の設置へ
2024.11.12 18:50
- 県は12日、空調設備が設置されていない県立高校の全ての体育館に、当初の着手予定をおよそ4年前倒しして、早期に設置する方針を示しました。
- 近年の気温上昇により授業中などでの熱中症リスクが高まる中、現在29校ある県立高校では全ての体育館に空調設備が付いていない状況です。
- そこで県では生徒の教育環境の改善を行うため当初は2028年度から行う予定だった設計着手の計画をおよそ4年、前倒しし2024年度から実施しているということです。
- 山下知事
- 「喫緊の課題として(音楽室などの)特別教室や体育館への空調設置これについては熱中症リスクが高まっているので、高校生の生命・身体にもかかわるという緊急性があることから、計画を前倒しして、より早期の全県立高校および全特別支援学校への設置の完了を目指す」
- このほか、災害時に福祉避難所となる特別支援学校の体育館への設置も当初の計画から1年早め、2026年度の設置完了を目指すとしました。また、県立高校の音楽室などの特別教室でも2027年度までに8割以上に設置するとしています。