中和保健所など 感染症を想定し対策訓練
2023.12.05 18:20
- 感染症の患者が発生したときに備えた訓練が4日、橿原市などで行われました。
- 訓練は、済生会中和病院を受診中の患者が、エボラ出血熱の疑いがあるという想定で、中和保健所の職員や病院、警察関係者など約90人が参加して行われました。
- この日は、中和保健所に「感染症対策本部」を設置し、患者の搬送や疫学調査など初動対応の役割分担の確認などが行われたほか、感染防止対策を行ったうえで患者を入院先の県立医科大学附属病院へ搬送する訓練などが実践さながらに行われました。
- 中和保健所は、今後、訓練を検証し、今年度中に国がすべての保健所に求める「健康危機対処計画」を完成させ、来年度からの運用開始を目指すといいます。