置き去り事故を防止 通園バスの非常時対処訓練
2024.05.22 18:44
- 車内への置き去りという痛ましい事故を防ごうと生駒市の幼稚園では、通園バスの非常時対処訓練が行われました。
- 訓練は、通園バスの車内に園児が取り残され、熱中症で亡くなる事故が発生したことを受け、生駒市全ての公立幼稚園で行われています。
- このうち俵口幼稚園では、およそ50人の園児が参加し、バスの乗降口付近にあるSOSボタンの説明などを聞きました。
- 俵口幼稚園では、バスが園に到着した際、職員が2人体制で園児の確認をしたり、添乗員が車内に残っている園児がいないかを確認するなどの対策を行っています。
- また、年長組の園児らは、バスに残っていることを周りに知らせるために、運転席のクラクションを鳴らしました。クラクションは、重いため両手で力いっぱい押すと大きな音がなりました。
- 生駒市では、園児らに通園バスだけでなく、家の車などからも脱出できるすべを覚えてもらいたいと話していました。