生駒市 AI技術で業務効率化 実証実験スタートへ
2023.09.01 18:40
- 生駒市は、職員の業務を効率化することで市民サービスの向上を図ろうと、業務にAIを活用する実証実験をスタートすると発表しました。
- 全国の自治体で導入が進むAI技術を活用した対話型のサービス「ChatGPT」。生駒市の小紫市長は1日、安全に利用できる環境が整い次第実証実験をスタートすると明らかにしました。市によりますと、県内の自治体で本格的に業務に導入するのは初めてだということです。ChatGPTを活用するのは議事録の文字起こしや要約、定型文書や挨拶文・SNS投稿文の作成などの業務で、特に、文章の要約機能に期待しているといいます。
- 1時間の会議の場合、職員が会議メモを作成するとこれまで平均4時間かかっていましたが、AI技術を活用すると30分程度に短縮できるということです。
- 小紫市長
- 「まずは職員の業務効率化がメインになってくると思います。ここを皮切りにChatGPTもそうですし、それ以外のAIデジタルの技術というのはどんどん市民のプラスになるような、利便性が高まるとかワクワクするようなことができる、そういうことはやっていきたいと思います。」
- 生駒市では、来週以降ChatGPTの利用ガイドラインの策定や職員を対象にした勉強会を開くことにしていて、来年夏をめどに本格導入を目指したいとしています。