大学生が独占禁止法を学ぶ
2024.05.21 18:48
- これから社会に出る大学生に独占禁止法について知ってもらおうという講義が開かれました。
- この取り組みは公正取引委員会が全国で実施しているもので、独占禁止法の役割を理解し、商品が適正な価格で販売されているかなどを判断できるようにしてもらおうというものです。今回は帝塚山大学の法学部の学生が対象で、公正取引委員会近畿中国四国事務所の小菅敦さんが委員会の仕組みや仕事内容などについて説明しました。
- 小菅さんは学生にも分かりやすいように、電力会社の価格カルテルや東京オリンピック・パラリンピックの入札談合など、ニュースにもなった不当な取引を事例に出して講義を行いました。法学部の学生は将来公務員を目指す人が多いということで、実際に現場で働く人から話を聞ける貴重な機会とあって、今後に役立てようと真剣に学んでいました。
- 学生はー
- 「独占禁止法について初めて知ったことが多くて具体的な説明があって非常に分かりやすかったです。」
- 「こういう貴重な機会を大事にし今後の勉強にいかしていきたいと思います。法律を変えられるような職業につきたいと思います。」