特殊詐欺に注意 架空料金請求詐欺 件数が去年の3倍以上
2023.11.29 18:53
- 県内では、2023年に入って特殊詐欺のひとつ、架空料金請求詐欺の件数が2022年の同じ時期の3倍以上に急増しています。
- 県警によりますと、2023年に入ってから10月末までに県内で確認された特殊詐欺の件数は185件で、去年の同じ時期に比べて27件増加しました。また、被害総額は約5億630万円で、すでに去年1年間の被害額を超えています。なかでも架空料金請求詐欺の件数は、去年の同じ時期の3倍以上に増え、被害額も急増しています。
- 手口としては、自宅のパソコンに突然「ウイルスに感染した」などのウソの警告画面が表示され、修理代などと偽って、電子マネーを買わせてだまし取るケースなどがみられます。また、年末を控え、年金事務所などを装った還付金詐欺も増えてきているということです。犯人からの最初の接触は固定電話が7割を占めますが、最近増えているのが国際電話を使ったケースで、県警では「+(プラス)」や「010」から始まる電話番号は国際電話なので、安易に電話を受けたり、掛け直したりしないように。」と呼びかけています。