安倍元総理銃撃事件 第4回公判前整理手続き 山上被告も出席 弁護団「白熱した議論」
2024.07.03 18:55
- 安倍元総理銃撃事件で殺人などの罪で起訴された山上徹也被告の第4回公判前整理手続きが3日午前、奈良地裁で開かれました。
- 公判前整理手続きは裁判所、検察官、弁護人の3者が集まり、裁判が始まる前に事件の証拠や争点などを確認するものです。きょう午前9時15分ごろ、山上被告は警察車両に乗せられて奈良地裁に入りました。関係者などによりますと手続きは10時10分ごろに始まり、40分ほどで終了しました。山上被告が出席するのは3回目で、裁判がいつ始まるか見通しは立っていません。手続きの後、弁護団が報道陣の取材に応じました。
- 山上被告の弁護団
- 「まだ公判前整理手続きがいつ終わるかについては、見通しが述べられる状況ではありません。」
- 「それなりにきょうは白熱した議論にもなったというのはお伝えしておきたい。基本的には争点と証拠の話、両方しますけれどもいずれもそれなりの議論にはなった。」
- また弁護団は手続きのあと、山上被告と30分ほど接見し、手続きの内容のほか世間話などをしたといいます。手続き中の山上被告の様子については…。
- 山上被告の弁護団
- 「真剣な顔をして話を聞いていました。弁護側、検察側から出ている資料なども、彼(山上被告)は持っているので、それをしっかり確認しながら話を聞いていた。」