當麻寺 弘法大師誕生１２５０年 降誕会
2023.06.07 18:33
- 弘法大師＝空海が誕生して１２５０年目にあたることを祝う法要が、葛城市の當麻寺で行われました。
- ６月１５日とされる弘法大師の誕生日を前に毎年行われている法要、降誕会。弘法大師像が安置された境内の大師堂には、県内にある真言宗の寺からおよそ３０人の僧侶が集いました。真言宗奈良支所の支所長を務める、當麻寺中之坊の貫主・松村實昭（じっしょう）さんが導師となり、堂内にお経が響くなか、法要の趣旨や、「これからも私たちをお導き下さい」という願いが込められた祭文が読み上げられました。西暦８２３年に弘法大師が訪れ、真言密教を伝えたとされる當麻寺で営まれた厳かな法要。最後は、見守った参拝者とともに、幼い弘法大師の像・稚児大師像に甘茶をかけ、節目の誕生日をひと足早く祝いました。
