悩みに寄り添う 眠らぬダイヤル 奈良いのちの電話協会設立45周年
2024.11.16 17:40
- 「眠らぬダイヤル」として２４時間、悩み相談を受け付けている奈良いのちの電話協会が設立４５周年を迎え、１６日記念式典が行われました。
- 奈良いのちの電話協会は悩みを抱える人から電話での相談を受け付けるボランティア団体で、１９７９年の開設からこれまでに受けた相談は９０万件を超えるといいます。
- 記念式典で森岡正宏理事長は、相談員の数が不足していることに触れ、「この時代を乗り越えるために『いのちの電話』は必要な仕事」とあいさつしました。
- そして式典の後は、２００８年の北京オリンピックに出場したアーティスティックスイミング元日本代表の石黒由美子さんが講演しました。
- 石黒さんは小学２年生の時に交通事故に遭い、視覚障害や難聴などの後遺症に苦しみながらも、母親との二人三脚で夢を叶えた経験を話しました。訪れた人たちは、人に寄り添い、共感することの大切さを改めて感じていました。
