犯罪被害者支援について考える集会
2024.11.29 18:34
- 犯罪被害者と家族への支援などについて考える集会が奈良市内で開かれました。
- 「犯罪被害者支援県民のつどい」は、11月25日から12月1日の「犯罪被害者週間」に合わせて毎年開かれています。はじめに、犯罪の被害にあい亡くなった人に対し黙祷が捧げられ、その後、被害者支援に尽力した個人や団体に感謝状が贈られました。講演では、15年前元少年による犯罪によって当時高校生だった息子を亡くした大久保巌さんとユカさんが当時を振り返り、今も続く苦しみや悲しみを伝えました。
- なら犯罪被害者支援センターによりますと、多くの被害者が加害者から十分な賠償を受けることができず苦しんでいるといいます。2024年6月には犯罪被害者への給付金が引き上げられたものの、様々なニーズに応えられているわけではないといい、社会全体でどういった支援ができるのか考えることが重要だということです。