補正予算案など提出 ６月定例県議会が開会
2023.06.16 18:55
- 県議会の６月定例会が１６日開会しました。県からは物価高騰対策などを盛り込んだ補正予算案など３４議案が提出されました。
- ５月に就任後、初めての定例県議会となる山下知事は、「民間の知恵と力を取り込みながら県政を大きく変えてまいります。」と所信を表明しました。
- 山下知事
- 「これまでの政策や制度にいたずらに固執するのではなく、多少の混乱はあっても、新たな道筋を創り上げていくことが大切であると考えます。」
- ６月定例県議会には県から、物価高騰対策や子育て支援などを盛り込んだ１４８億円余りの補正予算案のほか、山下知事の１期目の退職金約３５００万円を支給しないとする条例案など、あわせて３４件の議案が提出されました。このほか、日本維新の会に所属する県議会議員１４人から議員報酬の月額を２割カットした額とするよう支給条例の一部を改正する議案などが提出されました。県議会議員４３人のうち、最大会派は過半数を占める２２人の「自由民主党・無所属の会」で、日本維新の会公認で当選した山下知事にとって「ねじれ」となっています。
- 山下知事が査定の結果、予算の執行中止を決めた事業について、県議会でどのような論戦が繰り広げられるか注目されています。県議会は６月２３日に代表質問、２６日と２７日に一般質問が行われ、７月４日まで開かれます。なお代表質問と一般質問の模様は奈良テレビ放送で生中継します。
