大神神社 卜定祭 三輪そうめんの今年の卸値を占う
2025.02.05 17:36
- 県の特産品である三輪そうめんの今年の相場を占う「卜定祭」が、5日、桜井市の大神神社で行われました。
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- 三輪そうめんは、奈良時代に大神神社の祭神の子孫が地元で小麦を育て作り始めたと伝わります。神社では、毎年2月5日にその年の卸値を占う「卜定祭」が行われていて奈良県三輪素麺工業協同組合などの関係者およそ80人が参列しました。神事では、そうめん業界の繁栄を願って巫女らによる神楽、浦安の舞が捧げられました。そのあと、神職が高値から安値までの3種類が書かれた紙から1つを選び発表しました。占いの結果は「高値」で、18キロで1万2、000円となり卸値の参考にされます。また拝殿の前ではそうめん作りを表現した三輪素麺掛唄などが奉納され、関係者らはそうめんの販売が好調であるようにと願っていました。
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