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奈良のニュース
台風10号 土砂災害などに十分注意を 奈良県には31日午後~2日頃に最接近
2024.08.30 14:55
 台風10号は31日午後から2日頃にかけて奈良県に最も接近する見込みです。土砂災害や低い土地の浸水などに十分注意し、気象情報をこまめに確認してください。


 奈良地方気象台によりますと、台風10号はゆっくりとした速さで北東へ進んでいて、奈良県には31日午後から2日頃にかけて最も接近する見込みです。


30日夜から31日午前中にかけては線状降水帯が発生し、大雨災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあるとしています。


30日正午からの24時間で予想される降水量は多いところで、北部で150ミリ、南部で300ミリとなっていて、その後も南部を中心に大雨が続く見込みです。また台風の動きが遅いため影響が長引くおそれがあり、雨雲が予想よりも発達、停滞した場合は2日頃にかけて警報級の大雨となる可能性があります。


気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。鉄道の情報です。JR西日本は台風10号の接近に伴い、近畿エリアでは31日始発より複数の線区で長時間にわたる運転見合わせや運転取りやめの可能性があるとしています。また、近鉄は31日、鳥羽線・志摩線で終日、運転を取りやめる以外は、始発から通常通り運行する予定としています。