五穀豊穣を祈り 葛城市 諸鍬神社でおんだ祭
2025.01.09 19:00
- 葛城市の諸鍬神社で、2025年の五穀豊穣を祈願する「おんだ祭」が行われました。
- 県内のお田植え神事の中で、最も早い時期に行われるとされる諸鍬神社の「おんだ祭」。明治時代の初めごろからおよそ150年、毎年この日に行われているといいます。
- 寒波がもたらす冷たい風が強く吹き抜ける境内では、宮司が祝詞を読み上げたあと、牛に扮した2人の男性が時折、ユーモラスな動きを交えながら鋤と鍬を引き、田をならしていきました。
- そして、氏子らが松の葉を苗に見立てて田植えの所作を行い、参列した人たちとともに五穀豊穣を祈りました。
- 神事のあとは、色とりどりの餅がまかれ、人々が歓声をあげながら拾い集めて「おんだ祭」は無事に終わりました。