ごみ焼却施設建て替え工事など 収賄罪で元香芝市議に有罪判決
2023.04.24 17:21
- 香芝市にあるごみ焼却施設の建て替え工事などを巡り、業者から現金を受け取ったとして収賄の罪に問われていた元香芝市議について、大阪地裁は24日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
- 判決を受けたのは元香芝市議の北川重信被告(74歳)です。判決によりますと北川被告は、香芝市などが運営するごみ焼却施設の建て替え工事などをめぐり、2018年3月から1年間15回にわたって、清掃施設施工会社の元顧問から現金あわせて約529万円を受け取った収賄の罪に問われていました。
- 大阪地裁の岩﨑邦生裁判長は、24日の判決公判で、「元顧問側からの依頼で非公表の図面などを交付し、報酬を求めた」と厳しく非難。
- 一方で元顧問側が工事を受注できなかった結果や、長期の身柄拘束が北川被告の健康面に支障をきたしているとみられることなどから、懲役3年、執行猶予5年、追徴金約529万円の有罪判決を言い渡しました。