県内の外国人労働者 去年9,929人 10年続けて最多更新
2025.02.24 19:35
- 県内で働く外国人労働者の数は去年1万人に迫り、10年連続で過去最多を更新したことがわかりました。
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- 奈良労働局のまとめによりますと、去年10月末時点の県内の外国人労働者の数は9929人で、前の年の同じ時期より1482人増え10年連続で過去最多を更新したことがわかりました。
- 国籍別にみると最も人数が多いのがベトナムで4割近くを占め、次いで中国などとなっています。一方 増加率では、ミャンマーやインドネシアが高く、前年の約1・5倍に急増しています。
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- また産業別では多い順に「製造業」次いで「医療、福祉」などとなっています。
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- 奈良労働局では「県内の外国人労働者は今後も人手不足などを背景に増加すると予測する。新たに外国人を受け入れる事業者も増えており、雇用管理の指針を守るよう指導に力を入れていきたい」としています。