台風7号接近 交通機関や宿泊施設の影響は?
2023.08.14 18:57
- 15日昼にかけて奈良県に接近する見込みの台風7号。交通機関や宿泊施設では様々な影響が出ています。
- JR西日本では15日の台風に備え、多くの路線で始発から終日運転を取りやめると発表しました。
- 運転を取りやめるのは奈良線の京都駅~奈良駅間、大和路線の加茂駅~JR難波駅間、万葉まほろば線の奈良駅~高田駅間、和歌山線の王寺駅~和歌山駅間などです。
- また、近鉄では全ての特急列車の運転を始発から見合わせると発表しました。駅では計画運休を前に予定を変更するためチケット売り場に並ぶ旅行客の姿が見られました。
- 旅行客は―
- 「きのうから奈良中心にまわろうと思って来ました。あした帰るはずだったけれども、今日帰ろうと思って、新幹線の状況を聞いたり、チケットも払い戻しを相談しようと思って並んでいます。2泊でいろいろまわろうと思っていたんですけど、半分もまわれなくて残念です。」
- 「14日、15日で来るはずだったのを13日14日に変更して今日もすぐ帰ろうかなと。台風が来るときにうちでゆっくり休養しようかなと。」
- また、奈良市内のホテルではキャンセルが相次ぐ中、新規の予約が増えているといいます。
- 奈良ロイヤルホテル 宿泊支配人 富田秀徳さん
- 「4、5日前ぐらいからキャンセルはかなり増えてきています。だいたい、この2日で120件ぐらいはキャンセルがきています。残念ですしちょっと悔しいかなというところです。新たな予約もあるというところで、遠方の方で帰れないので心配して泊まられる方とか、あとは近隣のご年配の方です家でいるよりはホテルの方が安心ということでホテルに泊まりに来られている。」