南都銀行 新頭取に石田諭副頭取が就任へ
2025.02.05 17:40
- 南都銀行は現在の石田諭・副頭取が4月1日付けで新しい頭取に就任することを発表しました。約10年ぶりのトップ交代となります。
- 南都銀行では2015年6月に現在の橋本隆史・頭取が就任し、経営改革を進めてきました。
- 4日開かれた取締役会では、4月1日付けで橋本頭取が取締役会長に就任し、石田諭・副頭取が新たな頭取となることが決議されたということです。
- 石田・新頭取は50歳。旧第一勧業銀行、金融庁などを経て南都銀行に移り、2019年6月から副頭取を務めています。現職の地銀トップとしては最年少だといい、南都銀行の生え抜きではない人物が頭取に就任することは初めてだといいます。
- 南都銀行 頭取 (4月1日付で会長就任) 橋本 隆史氏
- 「ハレーションがなかったらイノベーション(革新)につながらないと僕はずっと思っていますので、外部の人材を入れることによって組織が活性化していくという思いです」
- そして石田・新頭取は、ビジョンの一つとして人材の大切さを掲げました。
- 4月1日付で頭取に就任 石田 諭氏
- 「健全な経営をするということ、それは収益力の高い、自己資本比率の高い(経営)ということになりますけれど、その健全な経営ができる、顧客との信頼を高めることができる、価値を高めることができる人材の集まりにならなくてはいけない」